アレルギー講演会① 舌下免疫療法(花粉症)

花粉症

 

1998年 通年性アレルギー鼻炎 > スギ花粉症

2008年 通年性アレルギー鼻炎 < スギ花粉症

スギ花粉症は10年で10%以上増加した

 

地域差

 東北…スギ 関東…スギ>ヒノキ 関西…スギ<ヒノキ

 九州には天然のスギが多いが花粉症のアレルゲンを飛ばす量が少ない

スギ・ヒノキの人工林は国土の19% 現在は新たに植林はしていない

2050年あたりが人工林のピークでその後減少していく

 

舌下免疫療法

昔から行われている減感作療法を改良したもの

微量の抗原と定期的に投与することで、シーズンに大量のアレルゲンに暴露されたときの反応を抑える

根本治療とはならないが症状の緩和を目的とする

花粉症は致死的な疾患ではないがQOL・生産性の低下が問題視されている

 

舌下投与

以前(現在もある)は注射であったが副反応が多かった

経口投与も実験された(海外では経口もある)がある程度までは効果があったがその後一定程度で効果が停止

舌下投与であれば注射の負担がなく自己管理できるという特徴がある

*専門家の指導が必須

保険適応は12歳以上 喘息のコントロール不十分な方は使用不可

2年間は継続的に投与 *シーズン中に投与を始めても効果なし・むしろ悪化

投与後2時間は運動・アルコール摂取不可

 

薬品は1規格(1ml)しかなく12歳以上であればすべての人が同じ処方を服用

*過量摂取はアレルゲンを摂取することになるので発症の可能性

以前の減感作療法を受けていた方も効果がある可能性がある