気管支喘息の吸入療法
喘息治療の一番の目標は発作を起こさないこと
まず第一選択薬は吸入ステロイド
そして必要な場合は長時間作用型のβ-刺激薬の併用
近年はステロイドとβ-刺激薬の合剤が増えています
重症・中等症の方は治療の意識が高いため吸入治療を行う
しかし軽症例でも好酸球は喀痰中に確認される
喘息患者は気道のリモデリングが起きている
可逆的に収縮⇔弛緩を繰り返している
*不可逆的な気道狭窄がCOPD
治療戦略は急性増悪(発作止め)と長期管理(発作予防)
吸入ステロイドは局所作用のため副腎皮質ステロイドの負のフィードバックは問題ない
高齢者は吸入しやすい機械を選択する必要がある
エアゾール 自己吸入
14%は使用がうまく出来ないか吸入力が弱いため充分な効果が発揮出来ていない
Drの指示通りに1年間使用していてもコントロール良の患者は30%
*喘息の治療完了は明確でなく気道粘膜に好酸球がみられず少なくとも3年間発作がないこと
症状がないからやめたという人が非常に多いのが現状である…