横浜の自由診療の医院で使用していた事件
顔にまで使わせていたということのようです
テレビに出ていた小さなお子さんはこのクリームをやめたら痒くて痒くて仕方なく
泣きながらお母さんに 「クリームを塗って」 と訴えていました!
もちろんこの行為もヒドイですがさらに
『漢方』と名付けて出していたことも許せません!!
中国で製造していたから『漢方??』
勘弁してくださいよ 『漢方』は日本の伝統医学です
中国では『中医』 漢方薬は『中葯』ですからね
ステロイドの適正な使用方法とアトピー性皮膚炎の治療が
まだまだ確立されていないことも要因の1つですね
以下
YOMIURI ONLINEより
横浜市都筑区の「山口医院」が、ステロイド入りの塗り薬をステロイドが入っていない「漢方クリーム」として患者に処方していた問題で、
このステロイドは最も作用が強いクラスの「プロピオン酸クロベタゾール」だったことが、国民生活センターの調査でわかった。
一方、消費者庁は5日、同庁のホームページでこの問題を取り上げ、「皮膚科を受診して」と注意を呼びかけた。
塗り薬はアトピー性皮膚炎の患者らに処方されていた。消費者庁消費者安全課によると、
消費者からの依頼で国民生活センターが調べた結果、塗り薬にはプロピオン酸クロベタゾールが約0・05%含まれていた。
同庁は「皮膚萎縮や緑内障などの副作用の恐れがある」としている。
ステロイドは強さに応じて5段階に分類されており、プロピオン酸クロベタゾールは最も強い1群(ストロンゲスト)とされている。
日本皮膚科学会が2009年に作成したガイドラインでは、ストロンゲストのステロイドはアトピー性皮膚炎の治療薬として
基本的に推奨されておらず、重症の場合には「選択して使用することもある」としている。
消費者庁によると、山口医院は4月4日、横浜市都筑区の都筑公会堂で患者に対する説明会を開き、
漢方クリームの回収や返金の範囲などについての方針を伝える予定。同医院は読売新聞の取材に応じていない。
アトピー性皮膚炎の治療に詳しい竹原和彦・金沢大教授によると、2000年代前半、未承認の中国製塗り薬で今回と同様の事例が
2件あったが、副作用の報告はなかったという。竹原教授は「顔に塗るのは4群(マイルド)のステロイドが入った塗り薬が通常で、
ストロンゲストが入ったものは使うべきではない」と話している。