がんと「医療否定本」と「医療否定本の反論本」

医者に殺されない47の心得 「医療否定本」に殺されないための48の真実

ここ1か月の間に

 

近藤誠先生のお名前を4名から聞きました。

 

「読むべき本」なのだろうと思い買いました。

 

 

僕は病院でアトピー治療がうまくいかず、健康保険の効かない漢方薬で治しました。

だからといって今の日本の医療を否定しておりません。

絶対に必要です(*余計な部分はあると思っています)

 

正直に言って僕には近藤先生の理論は合わないと思いました。

いくつかの部分で納得することはあるのだけれどあまりにも偏り過ぎている。

 

医療不信は以前からあり確かにその方々への受けは良いと思います。

それだけ否定・不安視する部分が多くあるのだと思います。

漢方相談に来られる方の中には近藤先生のご意見に賛成される方もおられます。

医療費の高騰・健康保険制度の崩壊を考えれば検診や生活習慣病の治療をやめることは大きな意義がある。

日本人が心配性の薬好きであり、自分の意志での習慣の改善を怠っていることは事実だと思います。

 

でも近藤先生の理論をすべての国民に当てはめては絶対にいけない。

患者本人の意志と理解をしてくださるドクターの元であればぜひ実行して頂いて良いと思いました。

 

 

逆に長尾和宏先生の本は

 

反論本として売り出されているようですが、全てがそうでもないです。

近藤先生の専門である放射線治療を勧めております。

抗がん剤については

「抗がん剤がそれほど好きではありません。私ががんになっても使わないかも。

でも決して全否定しているわけではなく、上手に使ってほしい。」

と書かれております。

 

 

ドクターは人を見ずに薬を出しているだけなのか?

そういう酷いドクターもいると思います。

しかし多くのドクターはそんなことはありません。

 

たとえば糖尿病と診断された方は検診の判定が悪かったときに食事・生活を見直したのでしょうか?

 

いきなり薬を出すわけではないのです。

検診をして「警告」を受けた方がそのまま放っていおいたら寿命が縮まるから薬を出すのです。

 

自覚症状がないのになんで薬を飲まなければいけないの?

ずっと飲み続けなければいけないの?

 

よく相談されます。確かに治してはいません。

延命治療です。(長尾先生の本の中に書いてあります)

治すのはご本人の意思と行動です。(近藤先生の本の中に書いてあります)

 

 

薬を飲みたくない・生活習慣病を治したい・がんになりたくない

 

そう思われる方は今から生活を見直しましょう。

がん患者さんが漢方相談に来られます。

 

「抗がん剤や放射線治療をやめて漢方薬でがんを叩こう!」

 

そう思われる方とはよくお話をさせていただきます。

私は日本の医療を否定いたしません。

 

「がん=瘀血 がん=痰飲」

と二次産物的なとらえ方をされる漢方の先生のご意見や本があります。

私は必ずしもそうは思っておりません。

もちろんお話を伺って瘀血や痰飲の所見があればそのお薬をお出しします。

その結果がんが小さくなる可能性はあります。抗がん剤や放射線よりも望まれる方にはお出しします。

 

ですが、必ず「がん=瘀血 がん=痰飲」とはならないことをご説明いたします。

 

がん治療をされている方は往々にして体力が落ちていきます。免疫力が落ちていきます。

カラダをつくるのは食です。 

 

がん患者さんが亡くなられる原因が肺炎であることは多いです。

西洋治療のサポートとして食事(栄養)をとれるようにすることが漢方の役割だと思っています。