
毎年夏になるとテレビで聞く「熱中症」
しばらく暑い日が続きますね(@_@;)
今回は熱中症の予防のお薬をご紹介します
生脈散(しょうみゃくさん)
大人1日分3包…450円
15歳未満…320円
汗で出ていく陰分(体液など)を補います。汗と共に出ていく気を補います。
苦味がなくサラッとしているのでスポーツドリンクなどに溶いて飲んでもOK
*発症したら漢方薬なんかに頼らないで救急車を呼んでください!
*救急車が来るまでは腋窩(脇の下)と鼠径部(股の間)を
氷や冷たい飲み物などで冷やしてください。
生脈散(内外傷辨惑論/李東垣)
夫れ、脾胃虚弱の人、六七月に霖雨(ながあめ)に遇い、諸々の物皆潤い、人は汗し衣を沾(うるお)し、身重く短気し、更に湿旺に逢い、熱を助けて邪と為る。西北二方は寒清絶えん。人重く之を感ずれば則ち骨乏しく無力、其の形梦寐の間の如く朦朦として霧中に烟るが如く身有るところを知らざるなり。
聖人の立法にして夏月は補うが宜しとは、天真の元気を補い熱火を補うに非ざるなり、夏は寒を食するもの是なり。
故に人参の甘を以て気を補い、麦門冬苦寒は熱を瀉し水の源を補う。五味子の酸は燥金を清粛す。名づけて生脈散と曰う。
子小真人に云う:五月は常に五味子を服し以て五臓の気を補う。亦此の意なり。