生理不順に、不妊症に、妊婦の腹痛に、安胎に、妊娠浮腫に、更年期障害に…
当帰芍薬散
と何にでも効いてしまうようですが
確かに証が合えばどれに対しても使いますし効きます
ところで妊婦の便秘というのは治療すべきか正直悩むところです
漢方薬は全てカラダにやさしくて安全?ということはありません
流産させることも出来てしまいます
『下剤をやる=ベクトルを↓に向ける』
流産のリスクをあげることになります
ただ、素地として瘀血をもっている方が妊娠前から桂枝茯苓丸などを飲んでる場合
妊娠中も服薬を続け、無事出産するという例はあります
産婦人科で相談すればラキソベロン液などリスクの少ない下剤もあるのでそちらを使うのもアリです
では+Cに妊婦の便秘で相談に来られたら?
私は当帰芍薬散をおつくりしています
↑以前のブログを参照ください
胃腸科のドクターであった故・山本巌先生の東医雑録に当帰芍薬散の記録があります