漢方薬は温めて飲む?

「漢方薬は温かくして飲むのですか?」

 

よく聞かれる質問です

たぶん調剤薬局の薬剤師さんもよく聞かれていると思います

 

 

実はこの質問の解答はないのです

『その時々で臨機応変に』が最も正しい解答かもしれません

 

例えば、カゼを引いて処方された葛根湯・麻黄湯を水で飲むことは絶対にあり得ません

カラダを温めて発汗させるためのものなのに冷たい水で飲んでも効果がありません

 

  葛根湯については以前のブログへ

 

 

しかし頭に血が上ってドッカーン!!と怒っている方が三黄瀉心湯を飲むとき

温かくしてはいけません

熱を冷ましたいのですから必ず冷飲です

 

 

漢方の基本理論として

体温以下の飲食物を胃に入れることはNGとなっています

脾胃(胃腸)を弱らせ水分代謝が落ちてしまうから

 

しかし、ヒトには体質と嗜好があるため

だれしもが温飲を好むわけではありません

胃に熱が篭っているオジサン方はキンキンに冷えたビールを落とし込みたい

 →その習慣が体臭・加齢臭を生むのですが…

 

 

私は温かくしなければならないとき以外には

お薬をお出しするときに

「一番飲みやすい温かさで飲んでください」

とお伝えしています