Beware of the young doctor and the old barber.

座右の銘とか自分への戒めとか

人それぞれにあると思います

私は2つありますが漢方家としてはこの言葉です

 

「若い医者と年寄りの床屋には気をつけろ」

 

ベンジャミン・フランクリンというアメリカの作家さんの言葉

 *アメリカじゃ嫌がられる100ドル札の肖像の人

私は33歳で自分の店をもち漢方相談を受けています

薬剤師は新卒でも「先生」と呼ばれ大学を出たばかりの頃は違和感がありました

ご高齢の患者さんから

「先生とは先に生きると書くんだぞ。あんたはそれだけ偉いのか?」

と言われたことがあります

当然のご指摘です

今でも時々感じます

そう感じるときは恐らく双方同じなのでしょう

人生経験豊富な方からすれば「こんな小僧で大丈夫か?」と思われるのも納得です…


若い医者(漢方家)は経験が浅いです

それをカバーするには信頼できる良き指導者につき、本を開いて先哲の知識・経験を学ぶしかありません

その結果が自信となり表情や与える安心感として現れます

もちろんお薬が効くことが前提です

そのために勉強会に参加し、日々本を広げて勉強しています

 

この言葉の後半は床屋さんだけではなく将来の自分への戒めでもあると思っています

文言は年寄りの床屋は流行を知らないという意味です

病気に流行り廃りがあるのか?と思われるかもしれませんが

漢方の古い本を読んでいると現代とは異なる衣食住の環境があります

その頃よく用いられた処方をそのまま現代に用いても上手くいきません

 

 

数十年経って歳を重ねれば自分の漢方が確立されてゆくでしょう

その時にイマ効いている薬をそのまま用いてよいか?

 

「Beware of the young doctor and the old barber.」

 

現役で相談を続ける以上は一生漢方を追及してゆきたいです