【標本】 民間薬ゲンノショウコ

漢方薬に使われるものを生薬(しょうやく)と呼んだり、中医学では中薬と呼びます

漢方薬というのは基本的に2味以上の薬物を組み合わせて用います

 *独参湯や甘草湯など1味のものもあります

 

それに対して民間薬と呼ばれる薬物はそのもの1味で効果が認められています

代表的なものにゲンノショウコがあります

写真は今年7月に採集したゲンノショウコです

 

漢方という医術は初め貴族や位の高い武士だけが受けることが出来たもので

江戸時代までは民間人には馴染みのないものでした

そのため経験的に効果があるとされていた民間薬を用いて病気に立ち向かっていました

「腹痛や下痢などのいわゆる腹下しにはゲンノショウコを煎じて飲めば治る」

という経験的な知恵を用いていたのです


ゲンノショウコの他にもセンブリ、クマザサ、ドクダミ・・・といった植物は民間薬になります

現代にまで伝わっているということはそれだけ効果のあるものだということですね