2015/9/21埼玉県日高市・巾着田にて撮影
お彼岸のこの時期になると見頃を迎える花のひとつ
ヒガンバナ
この花は有毒であることで知られています
しかし、その一方で薬として用いられています
「毒薬変じて薬となる」という慣用句の一例でしょうか
薬物名:石蒜(せきさん)
進行した癌や肝炎などで水腫ができてしまって抜けない方には
嚥下困難であったり、点滴薬が効かない方がおられます
そういった方のお水を抜くために外用薬として用いて治療の補助が出来ます
ヒガンバナの鱗茎(球根)を生で使います
唐胡麻と混ぜてすりおろしたものを足の裏に湿布します
*催吐を目的に用いることがあるそうですが、一般的には内服はしません