不眠 温胆湯

日本人は働き過ぎ

睡眠時間が足りない

 

とよく言われます

週休3日にする企業も出てきましたね

本当に良いのでしょうか??

日本の大学の世界ランクが下がり始めています

原因は義務教育の勉強量不足だそうです

メリハリをつけて教えるときにしっかり教える必要があるように思います

そして大人は週休2日のままで1日の労働にメリハリをつけるだけで良いように思うのですが・・・

余計な話はこのくらいにして

 

いつもこのブログで書くように薬より大切なものは「食事と睡眠」です

・疲れがとれない

・鬱々としている

・皮膚病

・不妊症

あらゆることに睡眠不足が影響します

ダラダラとした生活は気持ちもそうなってゆきます

今回は温胆湯で効果のあった不眠の事例をご紹介します


主訴:不眠

 40代女性

 既往・服薬歴:なし

 

1年くらい前よりはじまった。3日に1回くらいの頻度で入眠困難。

疲れていない日のほうが寝られない。時間をとっても熟睡感が得られない。6-7hr/day

以前はもっと遅い時刻まで起きていたが、子供がいるため10:30頃就寝。

心労(悩み事・考え事)があるわけではない。

動悸(-)心下痞(-)胸脇苦満(-)口苦・口粘(-)

 

食少 元々たくさん食べられない 

   口渇(+) 温飲を心がけるも冷飲を欲する

小便 頻数 特に夜間1-4行 膀胱炎(-)

大便 1日1行 常に軟便気味

脈  沈弦

舌  紫紅色・苔薄黄

 

≪その他≫

胃内停水(+) 夕方の足のむくみ(+) めまい(-) 足冷(-)

盗汗(±) 大腿部より下があつく感じるときがある

緊張しやすく驚きやすい 血圧は低め

 

病理:痰熱上擾

方剤:温胆湯

温胆湯の服用により睡眠とともに排尿異常も改善

温胆湯が合う方には「驚きやすい」という特徴的な病症があります

*もちろんこれだけで判断してはいけません


出典

【備急千金要方・巻十二・膽腑】孫思邈

治大病後虚煩不得眠。此膽寒故也。宜服温胆湯方。

大病の後、虚煩し眠るを得ざるを治す。此れ膽寒えるが故なり。宜しく温胆湯方を服す。