喘息のご相談に来られる方は多いです。
皆さん西洋治療を経験されています。
喘息治療はいかに痰飲の生成と貯留を除けるかで勝負が決まります。
そのための漢方薬を用いることで効果が表れます。
また喘息治療を希望される方にお伝えしていることがあります。
それは入浴することです。
ひと昔前からデトックスという言葉を耳にしますが、入浴はその一つの手段
特に喘息患者さんは痰飲(代謝できなかったお水)を溜め込んでいます。
それを除くために効果的なのが入浴して発汗することです。
汗が出ると痰飲を溜め込まずに済みます。
さらに入浴することで肺を温め発作を予防します。
湯船にお湯をはって入っていただくのが理想ですが、一人暮らしの男性などはシャワーだけで済ませる方もおります。
その場合は桶に45‐50℃のお湯をはって足湯します。
5分もしないうちに汗がじんわりと出てきます。
足先が温まると全身を血が巡るようになり身体も温まります。
これだけでも喘息の予防になりますので是非お試しください。
それでも発作を起こす方は漢方薬をおつくりしますのでご相談ください。