新型肺炎・コロナウィルスと漢方

毎日・毎時ニュースはこればっかりですね

最近私は録画番組を見る以外テレビをつけません

誰かに責任を擦り付けることばかりでとても残念です

  • 自身にできることを自分で決めて行動する
  • ひとを許す
  • 冷静に待つ

おそらくですが日本では3-4月に流行期を迎え、その後収束していくのではないかと思っています

流行を迎えたとしても今まで通りに手洗い・うがいを心がけることを忘れずにいたいと思います


さて

私も医療人端くれです

そして漢方を勉強し生業にしている身として何かお役に立てることはないかと考えておりました

新型肺炎・コロナウィルスで一番の懸念材料は『治療薬がない』ことです

感染し重症化したら場合によっては命を落とす危険性があることです

 

西洋医学というのは治療の際に

  1. 原因を特定
  2. 成分の分析
  3. 治療薬の開発
  4. 治験で問題ないか確認

この順序を経てようやく私たちのところにお薬がやってきます

2002-2003年に流行したSARSのときもそうでしたが

おそらく新型肺炎治療薬ができるのは日本での流行が収束を迎えてからだと思っています

治療薬を作るためにはある程度患者さんが居ないと成り立たないのもあります

 

2020年…新型肺炎・コロナウィルス

2003年…SARS

 ↓↓

1918年…スペイン風邪(H1N1亜型インフルエンザ)

 

約100年前世界で猛威を奮った流行性感冒がありました

感染者約5億人、死者5000万~1億人

全人類の約3割が感染したと言われるものです

当然日本でも流行し多くの死者を出しました

 

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江戸時代の医師・和田東郭(1742-1803)は流行性の感冒でも特に激しい呼吸器症状を併発するものに対して

 

 柴葛解肌湯(さいかつげきとう)

 

という漢方薬を創製しました

一般的な感冒の場合、外邪は体表から侵入し

①悪寒・発熱・頭痛・節々の痛み

といった体表面の症状を表します

 ↓

そして時間経過とともに邪が内攻してゆき

②咳・痰・呼吸苦

など肺の症状へと進行してゆきます

 

ところが

インフルエンザや今回の新型肺炎のように猛烈な邪に侵された場合

①表+②肺が同時に侵され重篤な状況へと一気に陥れてしまう

可能性があるわけです

こんな時に使う治療薬が柴葛解肌湯です

1918年に流行したスペイン風邪に対して医師・木村博昭は柴葛解肌湯を用いて1人の死者も出さなかったそうです

 

万が一新型肺炎に罹患したとして

治療薬がないまま過ごすのか、、、

私は柴葛解肌湯を用いて症状を緩和できるのであればそちらを選択したいです