漢方では基本的に数値は追いません
血圧、血糖、コレステロール、中性脂肪、体温計の数値、体脂肪、、、
これらは機械が測定したモノサシです
漢方は”自覚症状”を重視しますから
血圧が上がっていても体感として何もなければ治療もしません
体温が上がっていても熱感がなければ正常と判断します
しかし
血圧上昇にともない「頭が重い」「肩がこる」「めまいがする」「動悸している」「耳鳴り」など
併発する症状が現れている場合には話が変わってきます
とくに
40歳を超えたあたりから「最近血圧が上がってきたんだよね」と仰る方がおります
詳細を伺ってみると上記のような併発症状を伴っています
この場合には問診でお身体の具合を確認し体調に合わせて漢方薬をお出しすると
だいたい10-20mmHg程度の血圧降下が認められる方がおります
もちろん「頭が重い」「肩がこる」「めまいがする」「動悸している」「耳鳴り」が楽になります
血圧を下げたいのか?
血圧が上がって体調が悪いのか?
その辺りをもう一度考えてみてはいかがでしょうか
春を迎えましたし体調を整えてスッキリ過ごしたいですね