δ株ピークアウトを受けて思うこと

新型コロナウィルス

もう聞き飽きたしいち早く以前のような生活が戻って欲しいと思いますね

特に7月からのδ株(インド由来)の猛威が強烈でした

「東京オリンピック・パラリンピックのせいだ」などと騒いでいたようですが

それとは関係なく感染は拡大していたでしょう

 

私は漢方家なのでおそらく皆さんとは違った見方をしています

それは新型コロナウィルスはすべて同じものではないということです

 

変異株によって分けていると考えればそうなのかもしれませんが

ワクチンが効く効かないはある意味当然なのかなと思っています

 

といいますのも

漢方では外邪(今回のウィルスなど)はその季節や気候によって違うからです

新型コロナが始まった頃はまだ寒い時期でした

初めの変異であるα株は冬のロンドンを発祥としています

2-3月に大学生などがヨーロッパを旅行して持ち帰ったと話題でした

これを”風寒邪”と呼ぶとすると

 

この夏に大流行した第五波(δ株)の頃は真夏です

湿気と温度が非常に高い時期に蔓延したことになります

このδ株は湿度気温ともに高いインドを発祥としています

これは”湿温の邪”と呼びます

 

漢方理論では全く異なる邪によって同じような病症をあらわしていることになります

 

邪が違えば治法は当然変えなければなりません

実際この夏私のところに相談に来られた方々には『温病』と呼ばれる病態に基づいた方針で

お薬の提案をしたところ結果は良好でした

微熱・倦怠感・咳・呼吸苦・のど・鼻水・嗅覚味覚

といった相談です

 

特に湿邪と温邪が絡みついた病態に関しては

これらを切り離して取り除くというのが原則となります

それを漢方薬で行えば良いわけです

怖い流行り病ですがしっかりとそれを認識し治療に臨めば結果はついてくるとおもいました

 

この夏、沖縄で猛威を振るい北海道は比較すると落ち着いていたのは気候の違いだと言えます

 

以上を読まれた方は

流行を抑えられていたはずのニュージーランドやオーストラリアで感染が拡大しているのは

気候が風寒→風温・風熱に変化したからということがご理解いただけるとおもいます

 

 

今後日本は

秋→冬となりまた外邪は変化していきます

δ株はピークアウトを迎えるでしょうが、おそらくまた”別の株”という表現で第六波・第七波と続くでしょう

その時には乾燥・冷気に変化しているでしょうから治法も変えていく必要がある

どのようになっていくのか注視しています。。。