味覚・嗅覚異常やブレインフォグの相談が多いです


日本はピークアウトしたのでしょうか?

そうであって欲しいとおもいます

高止まりなのかピークアウトなのかわかりませんが

感染した方の後遺症らしき相談が増えてきました

  • 味覚・嗅覚異常
  • 微熱・倦怠感
  • ブレインフォグ

です

先月もブログで書いた通り発症すぐであれば銀翹散(葛根湯加桔梗石膏)で良いとおもいます

しかし発症(悪感・発熱)から時間が経過したものはすでに銀翹散を用いるタイミングを逸しています

 

上述の症状が”残った”場合に私は小柴胡湯の加減を用いています

今流行しているものは上咽頭に親和性が高いようですから桔梗石膏を足して

  • 小柴胡湯加桔梗石膏
  • 柴胡桂枝乾姜湯(+桔梗石膏)

で良さそうです

 

【Q:当帰芍薬散が良いと聞きました】

 発症から時間が経ち慢性経過した嗅覚・味覚障害に当帰芍薬散+亜鉛製剤を用いた治療を施すものがあるようです

鼻や口腔は通常は粘膜(陰分:潤す働き)に覆われていて機能を維持しています

感染症などに罹患し発熱すると粘膜が乾いて機能を失います

*味覚や嗅覚に異常をきたします

当帰芍薬散は粘膜が機能を失って停滞したもの(痰飲)を取り除き快復させるため用いられるようです

 

しかし亜急性期で邪がまだ残存している場合には速やかに邪を除く必要があります

  • 微熱がスッキリしない
  • ときどき寒気がある
  • 吐き気があったり食欲が戻ってこない
  • 眠りが浅い、寝汗をかく
  • カラダがだるい
  • 頭がモヤモヤする

当帰芍薬散には邪によるこれらの症状を治す働きがありません

 

 

おさらいすると

  1. 発症直後であれば銀翹散(葛根湯加桔梗石膏)で良いでしょう
  2. 時間が経った(5~10日)ものは小柴胡湯や柴胡桂枝乾姜湯を用いる
  3. 慢性経過した嗅覚・味覚障害に当帰芍薬散が有効な例がある

 

 

【ワクチンについて】

うちに後遺症の相談に来られている方々に共通していることは

ワクチンを1回も摂取していないことです

流行性の感染症は一度感染して免疫を獲得することで再感染時の症状が弱くなりやがて終焉を迎える

未感染者は既感染者に比べて症状が重くなる傾向にあることは周知の事実です

*ワクチンはそのためのもの

 

オミクロン株は比較的軽症者が多いと言われていますが

未感染(≒ワクチン未接種)者は症状が重くなる

→後遺症が出やすいのかもしれないとおもいました

 

ワクチン接種はリスクとベネフィットを十分考慮した上でご自身で判断をしてください